本山先生エンドマスターへの道

2016.04.16更新

こんにちは。

三鷹市 ハートフル歯科医院、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科歯科医院、

三鷹ハートフル矯正歯科医院を含む、

ハートフル総合歯科医院グループ 

歯科医師 本山です。

 

今回は歯の土台、「ファイバーコア」について

書きたいと思います。


以前にも書きましたが、根管治療において土台や

被せ物という根の上部にあたる部分も細菌による

漏洩や破折という観点から非常に重要となって

おります。

まず、歯の土台=コアとは何でしょうか?

神経を取り除かれた歯というのは、

歯への栄養供給がなくなり、

新陳代謝が行われなくなるため

水分が抜けて乾燥し脆くなります。

そして、割れてしまいます…

 

歯根破折


コアというのは、歯の内部を埋めることで

割れにくくする補強材のようなものと言えます。

ファイバーコアは、グラスファイバーの芯と

強化プラスチックによって作られる歯の土台です。

 

ファイバーコア・破折歯

      ↑ 

  接着治療を行い、ファイバーコアを

  築造したところです!


ファイバーコアの特徴としては、
1.弾性率が象牙質と近似しています。
 つまり、歯のたわみに応じて屈曲しながら応力を

 分散するため、応力集中が起こりにくい。

 歯への負担が大幅に軽減されるため、

 金属製の土台(メタルコア)に比べて、

 歯根破折を引き起こしにくいため

 歯に優しい土台と言えます。

2.オールセラミックと併用することにより

 メタルフリーの治療が可能となり、

 金属アレルギーを起こさず、

 白色・半透明であるために透過性に優れ、

 セラミックによる審美補綴において

 審美性を妨げないということになります。

3.メタルコアと違い金属イオンの流出がないため、

 歯肉が黒く変色することもありません


保険診療で行われる歯の土台には、

主に銀合金が使われます。

銀合金は金属イオンの流出により浸透し

黒くなったり、歯よりも硬い金属は

根と接続する部分に楔の役割を起こしてしまい、

そして歯がその力に負けてしまい

歯が割れやすくなったりします。
歯が割れてしまうと、その歯は保存不可能な

状態となり抜歯をしないといけなくなります。

精密な根管治療を行い残すことができた歯も

割れてしまうと残せなくなってしまいます。

 

これらのことから歯を守るために

ハートフル歯科ではファイバーコアを

オススメしています!

ハートフル歯科も開業から10年が経過しましたが、

多くの患者様が来院され治療を行っていく中で、

ファイバーコアを入れた歯に関しては

現在のところ破折を起こしている歯は

ほとんどありません。

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

投稿者: 本山 直樹