研修レポート

2012.10.25更新

巷には、沢山のむし歯予防をうたった商品があふれています。
ガムに歯磨き粉や洗口剤。一体どれだけ効果があるのかしら、と半信半疑にお使いの方も多いことでしょう。
歯磨き粉に入っている「フッ素」って何?
キシリトールガムって、本当にむし歯予防に有効なの?
知っているようなつもりでも、実は知らないことだらけでした。
◎フッ素について
フッ素は、緑茶やワカメ、エビなどの海産物に多く含まれています。
フッ素が歯の表面に取り込まれると、歯が丈夫になり、むし歯菌の出す酸に溶けにくい、強い歯になるのです。また、フッ素にはむし歯菌の活動を邪魔する働きもあります。
いくら歯に良いからといって、一度に大量に取り過ぎるのはいけません。少量で長く使い続けることが望ましいです。また、日頃の歯みがきもしっかり行うことが大切です。
◎キシリトールについて
キシリトールは、白樺や樫の木などの原料からつくられる天然素材の甘味料です。
むし歯菌は、お砂糖と同じようにキシリトールも大好きですが、キシリトールはむし歯菌の栄養にはならないので、歯を溶かす酸を作り出すことができません。
また、歯みがきでむし歯菌を落としやすくなるので、結果的にお口の中のむし歯菌の数が減っていきます。つまり、むし歯予防に効果的なのです。(目安は、例えばキシリトール100%のガムを1日3回食べたとして、3カ月ほど続けるとむし歯になりにくい状態になります。)ただし、むし歯予防を目的にしたキシリトール製品を買うならば、甘味料の50%以上がキシリトールであることが大切です。また、日頃の歯みがきは大切です。

あらためて確認してみると、ちょっと不安だったことや疑問に思っていたことが、するりと解決しました。
フッ素、キシリトールは、妊婦さんやお子様、高齢者の方でも安心してお使いいただけます。
日頃の歯みがきに加えて、お口の健康の力強い応援団「フッ素」と「キシリトール」を大活用していただきたいと思いました。
齋藤由貴

2012.10.24

投稿者: 医療法人社団徹心会

2012.10.25更新

 「えっ?!子供向けのむし歯予防って、妊娠中から始めるものだったんですか!」
 「キシリトールって、むし歯予防にこんなに大きな効果をあげるものだったんですか!」
 
 この本を読んで、まず驚きの連続でした。
 むし歯が、菌による感染で発生するものであること、また、キシリトールがむし歯の発生を抑えるのに
効果的な食品であることはぼんやりと知っていましたが、あらためて知識を深めることができました。
 また、キシリトールの効果が想像以上であるとともに、むし歯予防の重要性も感じました。
 保健指導とキシリトールの導入をして3ヶ月後には、約半数の人がMS菌数をハイリスクからローリスクに
改善できるのですから。
 
 むし歯とは「感染症」であり「生活習慣病」だというのは、自身にとって新しいアングルでの見方でした。
 そう考えれば、毎日の生活での歯磨きや、食生活でのちょっとした注意が必要なこともうなずけます。
 また、自身の口腔状態を把握し、定期的な歯科医院でのチェックとメインテナンスが大事であることも
理解できます。
 そして、生活に密着しているからこそ、その継続がなかなか難しいことも・・・。

 感染しないことは難しいかもしれない。しかし、感染しても上手に共存することは可能なのだ。
 《ベストな方法が困難なら、せめてベターな方法を続けませんか?》という、著者・仲井先生の言葉は、
気軽にできるむし歯予防への扉をパッと開けてくれたような気持ちになりました。
 そしてその手助けをしてくれるのが、1日3~5粒程度のキシリトールガムなのです。

 2歳までにむし歯菌(MS菌)に感染しなければ、その後のお子さんのむし歯発生のリスクを大きく下げる
ことが可能です。それは、その子の人生にも大きく影響してくるかもしれません。
 ご両親のむし歯予防=プライマリー・プイライマリー・プリベンションは、ご両親が、これから
産まれてくるかわいい赤ちゃんのためにできる素敵なプレゼントなのですね。

2012.10.24

齋藤由貴

投稿者: 医療法人社団徹心会

2012.10.25更新

「北欧」と聞いて思い浮かぶのは、お洒落な雑貨やインテリア、家具に洋服、「ムーミン」の生まれ故郷、そういった可愛らしいイメージでした。
そして、今この冊子を読んで、もう一つのイメージが加わりました。
「世界一のむし歯予防先進国」!
例えばスウェーデンでは、むし歯は既に過去の病気なんだそうです。子どもの頃からのむし歯予防によって、20歳になった時のむし歯経験が3本以下。成人で入れ歯使用者は、皆無になっているそうです。
北欧の魅力は、「おしゃれ」だけじゃないんですね。
これから生まれてくる可愛い赤ちゃんをむし歯にさせない為に、妊婦さんのむし歯予防がとても大切です。
また、小さなお子さんのための、歯みがき教室(リトミック教室)で、正しい歯みがき習慣とともに、歯医者さんは怖いところじゃないよ、楽しいところなんだよ、と段階を踏んで覚えてもらうのも、小さなお子さんにストレスをかけない、自然な方法だと思いました。
また、お子様向けの様々なむし歯予防の方法があり、お口の状態や、お子さんがどれだけ歯医者さんに慣れたかに合わせて選んでいただけます。
歯医者嫌いのお子さんが、徐々に歯医者さん大好き!に変わっていったお話には、思わず胸が熱くなりました。

一生涯を自分の健康な歯で過ごせることは、とても幸せなことだと思います。
愛するお子さんに与えてあげられる、素晴らしい贈り物なのではないでしょうか。
「北欧式むし歯予防」で、お洒落な気分で健康な歯を維持できる機会を、是非ご活用いただきたいと思いました。

齋藤由貴
2012.10.24
 

投稿者: 医療法人社団徹心会

2012.10.25更新

歯医者さんは、むし歯になったら行くところだ。
今まではずっとそう思っていました。
しかし、「予防歯科」を知って、その考えは変わりました。
歯医者さんは、むし歯になる前に行くところなのです。

誰だって、むし歯にはなりたくありません。
一度削った歯は、髪や爪や皮膚のように、元通りに再生してはくれないのです。つめものや義歯は、本当の自分の歯ではありませんから、よくよく考えてみると、自分の歯が一生の宝物のように大切に思えてきませんか?
慌てて歯みがきに精を出すのもよいですが、でも、しっかり歯みがきをしているつもりなのに、なぜかむし歯になってしまう人もいます。
大切なのは、まず、自分はむし歯になりやすいのかどうか、ご自分のお口の状態を確認することです。(唾液検査、歯周病検査)
それから、毎日の歯みがきや除菌水(お口の細菌を瞬間殺菌できる洗口剤)をベースに、キシリトールやフッ素を有効活用して、4カ月に1度は歯医者さんでの定期健診と予防処置(PMTCという、プロが行う歯のクリーニング)。
これで、むし歯になるリスクは格段に下がります。
一生、自分の歯でご飯が食べられることは、とても幸せなことだと思います。

齋藤由貴
2012.10.24
 

投稿者: 医療法人社団徹心会