研修レポート

2015.05.20更新

フッ化物キシリトールQ&A まとめ

虫歯はなぜできるのか?どうしたら予防できるのか?

虫歯は、虫歯菌が糖分を栄養に歯垢と呼ばれるプラークと酸を作ることで、歯が解かされる病気で、この状態をそのままにしておくと歯に穴があきます。

虫歯の状態には段階があります。始まったばかりの目に見えない虫歯なら、唾液の働き(再石灰化)や歯垢除去で口腔内環境を良くして解けた部分を修復し、健康な状態に戻すことができます。しかし一旦穴が開いてしまうと健康な歯に戻すことはできません。穴を埋める処置が必要になります。

虫歯になる原因は(歯の質)(虫歯菌)(食べ物)の3つの要素が重なり合って時間を経ることで虫歯になります。その他にも年齢、健康状態、食生活習慣などの要素も関係してきます。

虫歯予防に効果的なこと
・規則正しい食生活
・歯磨き
・フッ化物の利用
・キシリトールの利用
・歯の定期的な健康診断
※虫歯になる原因は人それぞれ違います。患者様それぞれに合った予防方法を伝えることが大事です。

*フッ素の効果
歯に対して葉の質が丈夫になり酸に溶けにくい強い歯が作られます。さらに脱灰部分を元に戻そうとする働きがあります。
糖を分解してエネルギーを作る細菌に対しては、糖を分解する酵素の働きを邪魔する性質を持っていて、これにより細菌の活動を弱めることができます。

*キシリトールの効果
・プラークを作る材料にならない
・酸を作らない
・プラークの量を減らし歯磨きで落としやすくする
・ミュータンス菌を減らす
・再石灰化を助ける

キシリトールは継続して毎日食べることで効果が発揮されます。1日3回(虫歯になりやすい人は1日5回)食前、食後、間食の後などに摂ります。甘味材の50%以上がキシリトールであるものを選ぶことが重要です。

☆ガムをかめない人にはタブレットもあります。食べカスが出ないので、電車や車の中などの公共の場所でも利用しやすいです。乳幼児やお年寄り、歯の治療中の方、顎関節に問題のある方にもお勧めできます。

この本を読んでフッ素やキシリトールの効果的な使い方や、患者さんへの伝え方、患者さんが抱く疑問を知ることができました。上記のことをしっかり理解し、患者さん一人一人に合った予防方法を伝えることができるようになりたいと思いました。また、患者さんからの質問にも的確に答えられるようにしたいと思います。

勝田

投稿者: 医療法人社団徹心会