本山先生エンドマスターへの道

2013.04.22更新

こんにちは。

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

藤本研修会のエンド(根管治療)コース、
第1回目の2日間行ってきました。

以前にも書きましたが、
藤本研修会は年間コースです。

   
  

最初の第1歩を踏み出しました!

このコースは、
石井先生が担当して下さるのですが、
私は石井先生の指導を受けたくて受講しました。

石井先生は、歯内療法(根管治療)で有名な
アメリカのペンシルバニア大学で
学んでこられた
根管治療の専門医です。

そして、私の出身大学の大先輩でもあります!

初回なので、総論的なことが
主な講義内容でしたが、
いつも石井先生がおっしゃっているのは、
"臨床診断決定力"と"基本コンセプトの厳守"です。
   

例え、技術があったとしても、
正確な診断と基本ルールを
守ることができなければ、
良い結果は生まれないということです。

当たり前のことかもしれませんが、
日本の根管治療では、
それができていないのが現状です。

ラバーダムなどは、
その最たるものと言えるでしょう。

患者さんは、正しい医療を求めていますので、
それに応えるのが歯科医師としての義務であると
常々感じています。

これから、1年間長くて険しい道、
根管治療を極める道が待っていますが、

「すべては患者様のために」という
ハートフル歯科の医院理念のもと、しっかりと
この道を歩んでいくつもりです。

今後とも、よろしくお願い致します。

投稿者: 本山 直樹

2013.04.15更新

こんにちは。

東京都三鷹市ハートフル歯科
歯科医師の本山です。

今回は、近々ハートフル歯科に導入する
NiTi(ニッケルチタン)ファイルについて
書きたいと思います。

ニッケルチタンファイルとは、
根管の拡大・形成をするファイルのことです。

ニッケルチタンファイルは超弾性の性質を
持つと言われ、非常にしなやかなのが特徴です。

そのため根管を直線化することなく、
必要かつ十分な根管形成をすることができます。

ファイルとは、根管内側の汚染された
歯組織の除去を行う治療器具です。

   

従来のステンレス製より特性的に優れた
ニッケルチタン製ファイルを
使用することによって、
一人一人異なる複雑な形状の根管から
組織除去を確実に行います。

また、ニッケルチタンファイルは
非常にしなやかな特徴を持ち、
ステンレスファイルで治療した際のリスク
(根管内に段差をつけたり、欠損をさせる)
を負うこともありません。

治療においては従来不可能であった
歯の根の尖端付近までの根管治療を
実現することができるのです。

このニッケルチタンファイルを用い、
患部を除去し充填材を隙間無く
詰められるように根管形成を行います。

現在、ハートフル歯科に導入を考えている
ニッケルチタンファイルは
デンツプライの"wave one"というものです!

     


     
     

 
一番の特徴は、1本のファイルで
根管形成を終えることができる
ということです。

従来のものは、だいたい3本ぐらいを
使用していました。

つまり、簡単にかつ短時間での根管形成の
実現が可能なのです。

先日、デンツプライの方に
デモをしてもらいました。


     


     

 

実際に、模型を使って試してみたのですが、
本当にすごい簡単でびっくりしました。

医療というのは、もちろん技術も必要ですが、
それを補ってくれる器具というものが
非常に重要であると再認識しました。

また、一つ根管治療の奥の深さに
ふれたような気がします。

早く診療に生かせる日が待ち遠しいです。

"すべては患者様のために"

投稿者: 本山 直樹

2013.04.08更新

こんにちは。

東京都三鷹市ハートフル歯科
歯科医師の本山です。

SJCDの岡口先生のエンド(根管治療)
アドバンスコースに行ってきました!

         

岡口先生はじめ、インストラクターの先生方には
非常に丁寧に教えていただいて、
とても有意義な講習会でした。

この場をお借りして、
お礼申し上げたいと思います。

                            

今回の講習会で、まず最初に感じたことは、
マイクロスコープなしで
根管治療は有り得ないということを
改めて感じました。

日々の診療でマイクロスコープは
使用しているのですが、マイクロスコープは
根管治療において、
非常に有用であると思いました。

根管治療は非常に難しい治療です。

岡口先生は、根管の汚れをしっかりと
確実に除去することで、
ほとんどのものは治るとおっしゃっていました。

岡口先生のところでは、
外科的なアプローチまでいかないと対応できない
症例は少ないともおっしゃっていました。

      


    

  
実は、根管をきれいにする、
隠れた根管を見つけるということが、
とても難しいのですが・・・

しかし、岡口先生のコースに参加して、
その技術の高さと精密なアプローチを
見せていただいたおかげで、
また一歩根管治療の極みに
近づけたような気がします。

自分にはまだ根の病気で困っている
患者さんに対してできることがある
ということを感じました。

根管治療というと、
アメリカやヨーロッパが進んでいますが、
日本にも素晴らしい先生方がいる。

そして、その先生方から教えてもらうことができる
という環境に感謝するとともに、
根管治療を極めたい、
少しでも多くの患者さんの悩みを
救ってあげたいという気持ち、
根管治療の楽しさに気付きました。

自分の中で、今回の講習会で得たポイントは
4つあります。

① マイクロスコープをいかに正しく使い、
  根管の中を見るかということ。
② 根管に適切な位置でいかに
  アクセスするかということ。
③ 根管の中をきれいにするための器具。
④ 根管を封鎖するための材料としてのMTA。

③に関しては、"マイクロエキスカ"という
器具があります。

マイクロスコープ用の
小さなスプーンみたいなものです。

耳かきをイメージしていただけると、
分かりやすいです。

これが、今回一番の発見でした!

岡口先生は、ほとんどこれを使用しており、
ガリガリというよりはソフトに使用する
ということでした。

私も使用しましたが、
マイクロスコープ下で使用する場合、
特に下顎の歯ではミラー像が反転するため、
慣れるまでにとても苦労しました。

④に関しては、MTAという材料が
日本では薬事法の関係で根管治療には
使用することができず、ハートフル歯科でも
本来の根管ではないところに
穴があいてしまっている場合に対して、
リペア材料として保険外診療の中で
行っています。

非常に封鎖性の高い材料です。

ただし、根管に入れて封鎖する場合に
緊密に入れるにあたっては、
技術的な部分を求められます。

最後に、今回の講習会で得られたことは
数多くありますが、根管治療に対する
アプローチの仕方が変わったということです。

"根管の中の汚れをしっかりとることができれば、
  治るということ!"

当たり前のことかもしれませんが、
これが原点であり、そのための方法がある
ということに対して明日からの臨床に
少しずつ生かせるのだという感動で
いっぱいです。

      

"すべては患者様のために"

4月末からは、石井先生の藤本研修会も
始まります。

これからも、明日の臨床に向けて
日々精進していくつもりです!

今後とも、よろしくお願い致します。

       

投稿者: 本山 直樹