マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1997年にアメリカのFDA(日本の厚生労働省に当たる)から医薬品としての認可を受けました。そして、世界中の様々な地域へ広まっていき、2021年時点で1,000万人以上の患者さまがマウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正治療を受けています。マウスピース型矯正システムの最も大きいメリットの一つが治療終了までの歯の移動や治療期間をシミュレーションによって事前に把握できることです。また、当院では、デンタルモニタリングというリモート診療のできるアプリを使用しています。マウスピース型矯正システムは、ご自宅で1つ1つのマウスピースを3日から約1週間ごとに交換します。歯がマウスピースでしっかりと移動しているのかをご自宅にいながら担当の先生とAIがチェックしてメッセージ通りに進めていきます。問題がない場合には、通院回数が減ることもありますので遠方の方も通院されています。
また、歯の移動の成果をモーフィング動画という携帯に送られてきます。
治療計画シミュレーションを患者さまに確認していただき、マウスピースを製作しています。(クリンチェック治療計画)1つのマウスピースで歯根膜の厚みの約0.25mmの歯を動かすため、身体に無理なく、痛みの少ない治療を行なうことが出来ます。精度の高いマウスピースを製作し治療することで、多くの患者さまの様々な症例を治療しています。